【オーディオブック】『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦(KADOKAWA)
2017年3月3日配信
ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした──。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。第31回日本SF大賞受賞作。
『水中少女―竜宮電車―』堀川アサコ(徳間文庫)
2017年3月3日発売
『水中少女―竜宮電車―』 堀川アサコ 徳間文庫
- 作者: 堀川アサコ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2017/03/03
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
神社に人気がなく、人間に混じってバイト生活をしている神さま。
そんな彼の元に、高額なお布施で、願いを叶えて欲しいという若者が訪れる。彼の真意は?――「水中少女」。
人気神社の神さまから、仕事を斡旋された仕事は、呪いを解くこと?――「神さまと藁人形」。
人間たちに翻弄される神さまと、人間を幸せへと導く竜宮電車が織り成すハートウォーミングな書下し最新作。
『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀(KADOKAWA)
2017年3月2日発売
ジャズが彼らのすべてだった――戦時下のドイツを舞台に描く音楽青春小説!
1940年代、ナチス政権下のドイツ。
金もあるし、暇もある。
無敵の悪ガキどもが、夢中になったのは敵性音楽のジャズだった――!
1939年ナチス政権下のドイツ、ハンブルク。軍需会社経営者である父を持つ15歳の少年エディは享楽的な毎日を送っていた。戦争に行く気はないし、兵役を逃れる手段もある。ブルジョワと呼ばれるエディと仲間たちが夢中なのは、”スウィング(ジャズ)”だ。敵性音楽だが、なじみのカフェに行けば、お望みの音に浸ることができる。ここでは歌い踊り、全身が痺れるような音と、天才的な即興に驚嘆することがすべて。ゲシュタポの手入れからの脱走もお手のものだ。だが、そんな永遠に思える日々にも戦争が不穏な影を色濃く落としはじめた……。一人の少年の目を通し、戦争の狂気と滑稽さ、人間の本質を容赦なく抉り出す。権力と暴力に蹂躙されながらも、“未来”を掴みとろうと闘う人々の姿を、全編にちりばめられたジャズのナンバーとともに描きあげる、魂を震わせる物語。
『スウィングしなけりゃ意味がない』サウンドトラック裏話 https://t.co/GPKTKnimJR
— tamanoir (@tamanoir_press) 2017年2月23日
『スウィングしなけりゃ意味がない』の佐藤亜紀さんによる、あとがき&参考資料「跛行の帝国」なのですが、電子書籍では「書籍に載せきれなかったフルバージョン」が読めます。なんと30枚にわたる、熱の入った素晴らしい文章です! pic.twitter.com/7ryjqqaeja
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年3月3日
『本の旅人』3月号に佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』の書評が掲載されています。評者は皆川博子さん。ゲラをお送りした次の日にもう、「いま半分まで読みましたが、すごいですね!」とはずむご連絡があり、素晴らしい書評をいただきました。嬉しいです。 pic.twitter.com/yZEqGTQY1D
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年3月3日
いま発売中の『ダ・ヴィンチ』4月号の注目の新刊情報にて、佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』が紹介されました!飲むように本を読む、本好きの人でもなかなか出会えない、魂を震わせる素晴らしい一冊ですので、ぜひお手にとってみてください。 pic.twitter.com/w3JPVGvali
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年3月6日
祝! 佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』、本日重版が決定いたしました!素晴らしい書評を書いてくださった方々、Twitterで熱い感想をアップしてくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございます。 pic.twitter.com/TS25O993Ut
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年3月30日
佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』の重版帯できました!「皆川博子氏、深緑野分氏、絶賛&驚嘆!」帯替えをした本が、書店に並ぶのが楽しみです。この帯ももちろん柳川貴代さんデザインです。読んでくださった皆様の熱い感想が本当に嬉しいです。 pic.twitter.com/ELkM2Mj7cR
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年4月7日
佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』、『clubism』5月号に、藤田香織さんの書評が掲載されました!#スウィングしなけりゃ意味がない#佐藤亜紀 pic.twitter.com/r2c2sBM21P
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年4月26日
佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』、『TV Bros』(4月22日〜5月5日号)にて、豊崎由美さんの書評が掲載されました!
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年4月26日
#スウィングしなけりゃ意味がない#佐藤亜紀 pic.twitter.com/aHzqFBnJSA
佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』、『信濃毎日新聞』4月23日号にて、松永美穂さんの書評が掲載されました!#スウィングしなけりゃ意味がない#佐藤亜紀 pic.twitter.com/y7NqvOi71k
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年4月28日
佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』、3刷が決定いたしました!まだお手に取っていない方はぜひ。この鮮やかなオレンジ色のカバーが目印です。
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年4月28日
#スウィングしなけりゃ意味がない#佐藤亜紀 pic.twitter.com/tBUxG5pVOX
『HERS』6月号に、佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』の著者インタビューが掲載されました
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年5月12日
!
#佐藤亜紀 #スウィングしなけりゃ意味がない pic.twitter.com/kxqzsQvWhf
本日(5/14)の東京新聞朝刊に、佐藤亜紀さんの『スウィングしなけりゃ意味がない』(KADOKAWA)の書評を書かせていただきました。
— 須賀しのぶ (@sugashinobu) 2017年5月14日
ほんとに素晴らしい小説なので未読の方はぜひぜひ!!
佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』、5月14日の『西日本新聞』に書評が掲載されました!書評者は和泉僚子さん。「政府推奨のドイツ精神? 世界に冠たる我が帝国?主人公エディはつぶやく。『ばっかじゃねえの』」 #スウィングしなけりゃ意味がない #佐藤亜紀 pic.twitter.com/1Fsznebhj4
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年5月18日
佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』、4刷決定しました!!応援してくださっている書店の皆様、熱い感想を書いてくださる読者の皆様、そして数々の素晴らしい書評、ありがとうございます! #佐藤亜紀 #スウィングしなけりゃ意味がない pic.twitter.com/68TWqvZKVM
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年5月23日
文芸情報サイト・カドブンさんの連載〈四六判のモノ語り 〜あの本を作った、あの人の話を聞きに行く〜〉第1回 は佐藤亜紀さんの『スウィングしなけりゃ意味がない』(角川書店)。装幀の進行や資材についてお話して参りました!ぜひご覧ください。https://t.co/CDw29sP5Ff
— Fragment兎影館|柳川貴代 (@Fantas_magorie) 2017年6月14日
佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』の書評が『本の雑誌』7月号に掲載されています。書評者は北村浩子さん。#スウィングしなけりゃ意味がない #佐藤亜紀 pic.twitter.com/9LRszX4H6M
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年6月16日
佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』、5刷が決定しました!本書の発売からもうすぐ半年。たくさんの素晴らしい書評のおかげもありますが、書店員さんの熱いプッシュで、ジワジワと口コミで凄さが広がっている感触があります。 #佐藤亜紀 #スウィング pic.twitter.com/fdu3LIFXZn
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年8月10日
そして、さる17日、北海道新聞誌面にて豊崎由美さんに選出、今年の「鮭児文学賞」が発表されました。栄えある鮭児文学賞は佐藤亜紀さん『スウィングしなけりゃ意味がない』そしてなんと新人賞は河﨑秋子さん『肉弾』でありました!
— KADOKAWA文芸編集部 (@kadokawashoseki) 2017年12月20日
『立川忍びより』仁木英之(KADOKAWA)
2017年2月25日発売
- 作者: 仁木英之
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/02/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
「忍びの家があったっていい。俺、すげえ楽しいよ」 ご町内忍者ロマン!
借金のカタに婿入りする先は……忍者一家!?
ブラック企業を辞め、東京都立川市にある実家の中華料理店の二階で引きこもっていた青年・大倉多聞。両親の借金のカタに見合いをさせられるが、その相手の家族がどうにもおかしい。婿入りを前提に(?)、あれよあれよと相手の家に居候することになったが、許嫁となった女子高生・杏子も、当主の祖父・藤林源吾も、凄腕の忍術の使い手だった!
杏子と同室(の押入れ)で寝起きし、屋敷中に仕掛けられたトラップにへどもどしながら日々を過ごす多聞。車に変化する蛙・山王丸の遣い手でありながらアイドルオタクとしても活動する、杏子の兄の三太や、黒装束に身を包みある秘密を抱えている母親の美佐など、他のおかしな家族とも徐々に関係性を築いていく。
「立川の大盛りの店を守る」謎のバトルを、中華料理で見事に闘い一皮むけた多聞だったが、彼が藤林家に婿入りするのには、隠された背景があった。鍵となるのは、立川で活動をしているある地下アイドルで……。
「忍びの家があったっていいじゃないか。俺、すげえ楽しいよ」
『僕僕先生』の著者による、現代の「忍者一家」で過ごすことになった青年の日常を描く、はちゃめちゃボーイ・ミーツ・ファミリーな成長物語!
【電子書籍】『クラゲの海に浮かぶ舟』北野勇作(アドレナライズ)
2017年2月24日配信
【電子書籍】
- 作者: 北野勇作
- 出版社/メーカー: アドレナライズ
- 発売日: 2017/02/24
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
蛋白質工学を専門とするぼくは、人工の生き物をつくる研究をしていた
科学者になりたかった。科学者になって怪獣を創りたかったのだ。どんなものでも創れるシステム。なんでも売っているデパート。人に夢を見せてくれる機械。大人になったぼくは「会社」の技術開発部に所属して、新しい生き物を作る研究をしていた。だが、意に反した方向で進められることになった研究の続行を拒否し、会社を去ることになってしまった。そのせいであれに関する記憶のすべては、会社によって破壊されることに……。
北野勇作先生の名作SF小説『クラゲの海に浮かぶ舟』が電子で復刊しました!
— アドレナライズ (@adrenalizebook) 2017年2月24日
新しい自己保存システム“人工の生き物”作りに成功したぼくは、会社の開発研究を拒否したため記憶を消されてしまう…。切なく哀しい近未来の物語。
SF小説でありながらもどこかノスタルジックな雰囲気、なおかつ哲学的、メタフィクションの要素もあるので、初読では内容をつかみづらい作品かもしれません。でも、これまでに一度でも北野勇作作品を読んだことのある人なら、ずっぽり、ハマってしまうこと間違いなし!
— アドレナライズ (@adrenalizebook) 2017年2月24日
何度も読み返すうちに、新たな発見があるスゴイ作品です。すでに好評配信中の『どーなつ』とあわせて読んでいただきたいですね~。ちなみに今回の電子版では、表紙をリニューアルしております。担当していただいたのは、いぬココさん。作品の雰囲気が良く出ていて素晴らしいイラストですね~。
— アドレナライズ (@adrenalizebook) 2017年2月24日
初めて電子書籍の表紙を描かせていただきました!
— 🐕いぬココ (@inucoco) 2017年2月24日
クラゲの海に浮かぶ舟 北野 勇作 https://t.co/6wjqIxMkxU pic.twitter.com/7QDizL60tj