『銀杏手ならい』西條奈加(祥伝社)
2017年11月13日発売
- 作者: 西條奈加
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2017/11/14
- メディア: 単行本
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いちょうの大樹が看板の手習所
『銀杏堂(ぎんなんどう)』で、
出戻り女師匠と侮(あなど)られながらも
小さな瞳を見つめ続ける萌(もえ)。
立派に巣立つその日まで。
教え、教えられ、
今日も子供たちと格闘中!
子供たちと一緒に己(おのれ)を育てていきたい。
いまの私にできるのは、それだけです。
小日向水道町(こひなたすいどうちょう)にある、いちょうの大樹が看板の『銀杏堂(ぎんなんどう)』は、嶋村(しまむら)夫妻が25年に亘(わた)って切り盛りしてきた手習指南所。子を生(な)せず、その家に出戻ることになった一人娘の萌(もえ)は、隠居を決め込む父・承仙(しょうせん)の跡を継(つ)ぎ、母・美津(みつ)の手助けを得ながら筆子(ふでこ)たちに読み書き算盤(そろばん)を教えることに。だが、親たちは女師匠と侮(あなど)り、子供たちは反抗を繰り返す。彼らのことを思って為すことも、願い通りに届かない。そんなある日、手習所の前に捨てられていた赤ん坊をその胸に抱いた時、萌はその子を引き取る決心を固めるが……。子供たちに一対一で向き合い、寄り添う若き手習師匠の格闘の日々を、濃(こま)やかな筆致で鮮やかに描き出す珠玉の時代小説!
11/15頃発売
— 丹地陽子 (@yokotanji) 2017年11月7日
『銀杏手ならい』
西條奈加 著 / 祥伝社
装幀:岡本歌織(next door design)
見本いただきました。カバーイラスト担当しております。 pic.twitter.com/UOAZqCUrVV
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