『睦月童』西條奈加(PHP研究所)
2015年2月24日発売
おめえの鏡は罪じゃあなく、人に残った人らしいところを映すんだ。人にとっていちばん大事な、あったかい心だ。
ある東北の村から日本橋の酒問屋に招かれた一人の少女・イオ。彼女は「人の罪を映す」という不思議な目を持っていた。荒れた生活を送っていた酒問屋の跡取り息子・央介は、彼女の目をみたことで激しい良心の呵責に襲われ、かつて自分が犯した罪を贖おうとする。やがて更生した央介とイオは、彼女の目を使って、江戸で起こる数々の事件を解決していくことに。しかし、イオの出生の秘密を知る侍が現れたことで、二人の運命は大きく動き始める……。
人にとって「罪」とは何か。そして「許し」とは何か。イオの不思議な能力の源泉に隠された秘密とは何か。そしてイオの過酷な運命を、央介は救うことができるのか。日本ファンタジーノベル大賞でデビューした著者が贈る、感動の時代小説。
西條奈加さんの小説『睦月童』(PHP研究所)の装丁画を描かせていただきました。不思議な力を持った少女と、江戸に暮らす少年を中心に描かれる長編時代小説。明日発売の予定です。http://t.co/1W7oWL4lm4 http://t.co/Dwq6kbM9AN
— 末吉 陽子 Yoko Sueyoshi (@sue_yoko) 2015年2月24日
『睦月童』西條 奈加(PHP研究所)をデザインしました。装画は末吉陽子さんです。ある東北の村から招かれた少女イオ。彼女は「人の罪を映す」という不思議な目を持っていた。日本ファンタジーノベル大賞でデビューした著者が贈る、感動の時代小説。 pic.twitter.com/oDHdRfhnQL
— bookwall (@bookwall) 2015年2月27日