2021年3月のまとめ
2021年3月刊行タイトル
関連書籍
雑誌掲載情報
文芸誌 2021年3月発売号
文芸誌掲載情報 2021年3月発売号
ちくま 2021年3月号
連載
〈spring 13〉 恩田陸―18
小説 野性時代 第209号 2021年4月号
新連載
佐藤亜紀 喜べ、幸なる魂よ
小説すばる 2021年4月号
カラーコラム「作家の目」
小説新潮 2021年4月号
【好評シリーズ】
◆畠中恵/帰家
――一太郎が長崎屋に戻ると、縁談の決まった栄吉が訪れて
ジャーロ No.75 2021 MARCH
- 発売日: 2021/03/26
- メディア: Kindle版
好評連載
西條奈加「バタン島漂流記」第2回
水夫かこたちを乗せた「颯天丸はやてまる」が港を発たった。過酷な苦難が待ち受けることも知らず――。
恩田陸 「梟の昼間」第十六回
強烈な色彩の空と干潟ひがた。祐希ゆうきと片桐かたぎりは、奇妙な地形に立つ粟あわ井い矢や来らいの集落を探索する。
書評:平山瑞穂
『かわいいウルフ』小澤みゆき編(亜紀書房)
【受賞作】『迷子の龍は夜明けを待ちわびる』岸本惟(新潮社)
2021年3月17日発売
日本ファンタジーノベル大賞2020 優秀賞
迷子の龍は夜明けを待ちわびる
岸本惟 新潮社
少年の消えたその山で、私は私の運命と出会う――。人里離れた森の奥の屋敷には、ある家族を襲った哀しい事件の真相と、龍の末裔と言われる天空族の秘密が眠っていた。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
「迷子の龍は夜明けを待ちわびる」
— tono (@rt0no) 2021年3月17日
岸本 惟 著(新潮社)
装画を描かせていただきました。本日発売です
少年の消えたその山で、私は私の運命と出会う──。訪れた屋敷には、ある家族を襲った哀しい事件の真相と天空族の秘密が眠っていた。https://t.co/4NHxaZ1MVN pic.twitter.com/GXVEhDfxjs
『損料屋見鬼控え(1)』三國青葉(講談社文庫)
2021年3月12日発売
損料屋見鬼控え(1)
三國青葉 講談社文庫
文政元年(1818年)、損料屋(江戸時代のレンタルショップ)巴屋の惣領息子・又十郎は17歳になってからも親から丁稚扱いをされていた。損料屋といえばいちばんの得意先は長屋。長屋から長屋への引っ越しなどではわざわざ家財道具は購入せずレンタルで済ますことが、上方ほどではないにせよ江戸でもそれなりにあった。最初の事件は巴屋の店の入っている長屋だった。大家にヘンな物音がする部屋があるので見てほしいと頼まれてついていくと、部屋の隅に見事な幽霊の姿。もともと霊感らしきものが強いとは自覚していたが、あまりに鮮明なそのお姿に又十郎は腰を抜かしてしまう。これが「事故物件」のなせる業なのか!