Jfantasynovel

日本ファンタジーノベル大賞 関連作家刊行情報

「日本ファンタジーノベル大賞2020」優秀賞受賞作
岸本惟『迷子の龍は夜明けを待ちわびる』(新潮社)
https://www.shinchosha.co.jp/book/353911/

「日本ファンタジーノベル大賞2021」募集要項
https://www.shinchosha.co.jp/prizes/fantasy/2021/

『たべるのがおそい』に銀林みのるさんの新作が掲載!

 

作家銀林みのるさんの新作が4月刊行予定の文学ムック『たべるのがおそい』vol.7(発行:書肆侃侃房)に掲載されることが同ムック編集長の西崎憲氏より発表されました。

www.tabeoso.jp

 

銀林みのるさんは1994年『鉄塔 武蔵野線』で第6回「日本ファンタジーノベル大賞」大賞を受賞して作家デビュー(同時受賞に池上永一バガージマヌパナス』)。

鉄塔武蔵野線

鉄塔武蔵野線

同作は1997年に長尾直樹監督、伊藤淳史主演で映画化されました。「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作で映画化されたのは本作のみです。

鉄塔武蔵野線 [DVD]

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映画公開記念ホームページ「鉄塔調査隊」(アーカイブ)作者紹介には第二作を発表予定との記述がありましたが、その後出版、発表されたとの情報は見つかりません。

秋には軽井沢を舞台とした小説第二作『国境平』を発表予定。

 

2002年から2003年にかけて日本電気協会が発行する業界紙電気新聞」にて「クレシェンド」(全438回)を連載されていましたが未完。単行本化もされていません。

 

2007年にソフトバンク文庫より『鉄塔 武蔵野線』が「完全版」として復刊され銀林さんがあとがきを書いています。この刊行以降は活動情報がありませんでした。

鉄塔 武蔵野線 (ソフトバンク文庫 キ 1-1)

鉄塔 武蔵野線 (ソフトバンク文庫 キ 1-1)

編集担当さんによる復刊に際しての経緯が こちら(アーカイブ) で読めます。

 

つまりちゃんと発表された作品は『鉄塔 武蔵野線』一作だけ!

そんな銀林みのるさんの新作「鉄塔小説」が2019年に読めるとは驚きです。

文学ムック たべるのがおそいvol.7

文学ムック たべるのがおそいvol.7