『ある晴れた日に、墓じまい』堀川アサコ(角川文庫)
2020年8月25日発売
ある晴れた日に、墓じまい
堀川アサコ 角川文庫
- 作者: 堀川アサコ
- 発売日: 2020/08/25
- メディア: 文庫
バツイチ 独身 44歳。「わたくし墓じまい、いたします!」
離婚して古書店を経営する、44歳の正美は乳がんを患ったことから、実家の墓じまいを決心する。母親はすでに亡く、頑固な小児科医の父親も高齢。兄姉はあてにならず、特に兄は勘当同然で家を出ており、鐘の無心しかない。この先自分に何かあったら墓は無縁仏だ。今後を考えて決めたことだが、父親は大反対。抗がん剤の治療を受けながら、あれこれ考える正美だったが、突然、父親が心不全で亡くなる。墓じまいを済ませる前に、大黒柱が死んでしまった。いや、今や大黒柱は自分か。しっかりしろ、わたし! しかし、父の愛人疑惑が起きるは、遺産分けがなかった兄夫婦がやけになって警察沙汰を起こすは、どうなる、墓じまい? 少子高齢化の日本が抱えるお墓事情がしっかりわかる、イマドキの家族小説。
角川文庫
— 茂苅 恵 (@keimoga) 2020年8月25日
『ある晴れた日に墓じまい』
堀川アサコさん著
装画を担当しました。
本日発売です📕
是非是非⭐️ pic.twitter.com/MKCXMcQwda