『大怪獣記』北野勇作(創土社)
2017年4月25日頃発売
クトゥルー・ミュトス・ファイルズ
カバーイラスト:楢喜八
- 作者: 北野勇作,楢喜八
- 出版社/メーカー: 創土社
- 発売日: 2017/04/30
- メディア: 単行本
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ある日、作家である私は、見知らぬ映画監督から「映画の小説化」を依頼される。喫茶店で渡された企画書には「大怪獣記」というタイトルが大きく書かれていた。物語の舞台はこの町と周辺、そして、実際の撮影もここで行うということで、協力を仰ぐ商店街の名前や町内会なども記されていた。私の代表作は亀シリーズで、「亀伝」「電気亀伝」「天六亀」。その他には「メダカマン」「ヒメダカマン」「タニシ氏の生活」「ジャンボタニシ氏の日常」などがある。その映画監督は、そんな私の著作を「あなたの作品にはね、怪獣に対する愛がある。いや、もちろん怪獣そのものは出てこない。でもね、それはあれなんだな、愛なんだ。愛するが故に出せない」と褒めてくれた。当初映画のノベライズかと思っていたが、そうではなく「映画の小説化」だという。途中までできているシナリオをを受取るために連れられて行った豆腐屋で、私は恐ろしい体験をする……。
4月の新刊「大怪獣記」(北野勇作著)には、巻末に楢喜八先生のギャラリーを掲載しています!カラー8ページを含む合計19ページ!懐かしのお宝画像もザクザクですよw ということでチラ見せします!書店での予約も開始しています。上製2500円とお高くなってしまいましたが、お許しを! pic.twitter.com/x9D76ENhKT
— クトゥルー編んでる (@akiko_m1) 2017年3月31日