『リリース』古谷田奈月(光文社文庫)
2018年10月10日発売
第34回「織田作之助賞」受賞作
リリース
古谷田奈月 光文社文庫
今、人間の在り方を問う。
男女同権が実現し、同性愛者が新たなマジョリティとなった世界。異性愛者の男子大学生、タキナミ・ボナは、オリオノ・エンダと共に精子バンクを占拠した。駆け付けたビイは、ボナの演説に衝撃を受ける。「マイノリティという存在を概念ごと捨て去ることに成功したこの素晴らしい社会が、ぼくの人権を侵したのだということです」。現代の人間の在り方を問う衝撃作。
文庫版『リリース』、10月10日発売です。解説は栗原裕一郎さん、表紙イラストはおおやちきさんです! pic.twitter.com/jTb7XFBufu
— 古谷田奈月 (@koyata_natsuki) October 7, 2018
古谷田奈月さんの『リリース』文庫版の解説を書きました。今日発売。単行本発売のときにある予見性を持っていた小説なのですが、文庫化のタイミングでまたも主題が現実に転写したかの状況になっていて、つくづく時代を捉えたあるいは時代に囚われた作品だなあと思いました。https://t.co/5vONUdpJ63 pic.twitter.com/2Dh199XMP3
— 栗原裕一郎 (@y_kurihara) October 10, 2018
古谷田奈月著『リリース』待望の文庫化です!
— 光文社文庫 (@KobunshaBunko) October 12, 2018
もうお手にとっていただけましたでしょうか?
第34回織田作之助賞受賞作にして、第30回三島由紀夫賞候補作。
単行本刊行時から話題の作品です。
解説は栗原裕一郎さん、カバー画はおおやちきさんです。 pic.twitter.com/0Lezt4b0uJ
読書界の話題をさらった古谷田奈月さんの『リリース』、文庫版になりました!あまりのカバーイメージの違いに気づいていない方もいるのでは?!
— kobunsha-bungei (@bungeitosyo) October 12, 2018
読み逃してた!という方も、
三島賞受賞作、芥川賞候補作で古谷田さん作品に魅了された方も、
ぜひ読んでみてください。
古谷田奈月の長編、すごいですよ! pic.twitter.com/neMU4P1jbQ
発売中の「週刊新潮 11月1日号」にて、瀧井朝世さんが古谷田奈月さん『リリース』を紹介してくださっています!
— kobunsha-bungei (@bungeitosyo) October 26, 2018
「極端方向へ偏った社会の危険性と、人間の真の自由とは何かを強く訴えかけてくる。(一部抜粋)」#古谷田奈月#リリース pic.twitter.com/7bgYtnx8xw