『真田を云て、毛利を云わず』仁木英之(講談社文庫)
2016年6月15日発売
大坂将星伝 上下巻
豊臣秀吉最古参の家臣を父に持つ毛利勝永は若くして、九州豊前一万石の大名となる。天下統一を成した秀吉は高邁な理想の下、朝鮮に出兵するが……。石田三成の薫陶を受け、豊臣政権の次代を担う器と目された勝永の眼前に、徳川家康が立ちはだかる。戦国の世、志を貫いた男を爽快に描く歴史小説。(『大坂将星伝』改題)
豊臣政権の次代を担う器と目された毛利勝永の眼前に、徳川家康が立ちはだかる。太閤秀吉の遺志を継いだ石田三成を首領にした西軍は、関ヶ原で徳川家康を迎え撃つも敗戦を喫してしまう。家康に反した毛利勝永は、豊前小倉を追われ土佐藩山内家預りの身に。十余年の隠遁生活の中、勝永の志の火は燃え続けていた。豊臣恩顧の武将らが大坂城に馳せ参じた時、勝永が見据える先は、家康が本陣のみ!(『大坂将星伝』改題)
講談社文庫『真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝(上・下)』(著:仁木英之さん、装画:百鬼丸さん)の装幀を担当しました。
— next door design (@nextdoor_d) 2016年6月16日
真田とともに最後まで豊臣に仕えた毛利勝永――その生涯を硬派な筆致で描いた戦国歴史小説! 勝永の志に、惚れる! pic.twitter.com/Hx0lEFMZ4b