『わかれ縁』西條奈加(文藝春秋)
2020年2月21日発売
いつの時代も家族円満は難しい⁉
人情時代小説の名手が描く江戸の離婚模様
夫婦となって5年。
定職にもつかずに浮気と借金を繰り返す亭主に絶望した絵乃は、
身ひとつで家を飛び出し、離縁の調停を得意とする公事宿「狸穴屋」に流れ着く。夫との離縁を望むも依頼できるだけの金を持たない彼女は、
女将の機転で狸穴屋の手代として働くことに。果たして絵野は個性豊かな狸穴屋の面々とともに
一筋縄ではいかない依頼を解決しながら
念願の自身の離縁を果たすことができるのか⁉
【江戸の離婚も大変!】西條奈加さん『わかれ縁』が本日刊行です。年間20万件近くの離婚がある令和日本ですが、江戸時代も離婚が多かった。浮気と借金まみれの最低亭主と離縁したい女房と江戸の離縁請負人たちが出会う三くだり半をめぐる悲喜交々を人情時代小説の名手が描く!https://t.co/fgrPfOHrW1 pic.twitter.com/nTTpnUN1DV
— 文藝春秋 出版局文芸 (@BunshunBungei) 2020年2月20日
【お仕事】『わかれ縁』(西條奈加著 文藝春秋)のイラストを描きました。装丁は野中深雪さん。
— 田中海帆 (@mihot0304) 2020年2月28日
遊び人の亭主に絶望し家を飛び出した絵乃が、ある出会いをきっかけに離縁調停を得意とする公事宿で働くことになる。女性が離縁を望んでも難しかった江戸時代、持ち前の賢さを発揮し奮闘する主人公。 pic.twitter.com/3Nb0wjBRqd