『ドライブインまほろば』遠田潤子(祥伝社)
2018年10月12日発売
- 作者: 遠田潤子
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2018/10/11
- メディア: 単行本
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峠越えの“酷道”を照らす一軒の食堂。
義父を殺めた少年、幼い娘を喪った女、親に捨てられた男。
孤独と絶望の底で三人の人生が交差したとき、
〈まほろば〉が見せた “十年に一度の奇跡”とは?
「人殺しになるくらいなら、生まれてけえへんかったらよかった」
奈良県南部の秘境の村を通る峠越えの旧道沿いで、細々と営業を続ける「ドライブインまほろば」。ある日、憂(ゆう)と名乗る少年が幼い妹を連れて現れ、「夏休みが終わるまでここに置いてください」と懇願(こんがん)する。
一人娘を喪(うしな)った過去を持つ店主の比奈子(ひなこ)は、逡巡(しゅんじゅん)の末、二人を受け入れた。
だが、その夜更け、比奈子は月明かりの下で慟哭(どうこく)する憂に気付く。震える肩を抱きしめる彼女に、憂は衝撃の告白をはじめた……。
【お知らせ】遠田潤子さんの新刊『ドライブインまほろば』が発売になりました!舞台は山奥の寂れたドライブイン。人生から逃げ出した女と少年と男が”十年に一度の奇跡”を探します。”愛”と”生きる意味”を問う、魂震える物語。読み出したらもう止められない、遠田ワールドに引き込まれてください! pic.twitter.com/AuaFMm2Hwy
— 祥伝社文芸出版部@陽気なギャングプレゼント企画実施中! (@shodensha_novel) October 12, 2018