『オリンピックがやってきた』堀川アサコ(角川文庫)
2019年5月24日発売
猫とカラーテレビと卵焼き
『オリンピックがやってきた』 堀川アサコ 角川文庫
オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き (角川文庫)
- 作者: 堀川アサコ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/05/24
- メディア: 文庫
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昭和39年、秋。わたしの家にも東京オリンピック」がやってきた!
戦争の記憶が薄れてきた昭和39年の秋。高度経済成長ただ中の日本で、国民の期待と関心を一身に集め東京オリンピックが始まろうとしていた。
東北の小さな地方都市で、西洋館に住み込みで働く料理上手のおトキ。彼女は戦後不遇な少女時代を送り、11歳で親戚から女衒に売られそうになったところを、この家の女主人に救われた。上品な女主人、奥様は世間知らずだが聞き上手、タロットカードの占いもするので、町内からいろいろな人々が相談にやってきた。
同じ町内に大家族で住む民子の家に、生まれて初めて見るカラーテレビが運び込まれ、家族みんなが興奮に沸き立っていた。「うちにもオリンピックがやってくるんだ!」
民子の同級生で、母がいないためにいつも汚い格好でひとりでいるるみ子。しかしなぜか、自分にだけは積極的に話しかけてきて、みんなの手前ばつ悪くうっとうしく感じる民子。ある日るみ子の祖父母が交通事故で亡くなってしまい、東京に引き取られることになる。見送る日、迎えにきた父親にるみ子から「ともだち」と紹介され、民子は思わず泣いてしまう。
そして、東京オリンピックが始まった。
どこの家庭でも、開会式を見るためにブラウン管の前に家族全員が集まる。
永遠に続くと思っていた平凡で平和な日々、でもいずれはすべて遠い記憶になってしまうのだ。
昭和の時代、日本中の家庭にあった笑いと切なさと涙。人々の記憶に刻まれたなつかしい時代の、なつかしい日々を描いた「朝ドラ」的物語。
堀川アサコ 著
— 田中達也 Tatsuya Tanaka (@tanaka_tatsuya) June 5, 2019
『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』(角川文庫)
装画を担当させていただきました。https://t.co/D7ywJEzIXx pic.twitter.com/Pe5Z7mjgqg
『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀(角川文庫)
2019年5月24日発売予定
スウィングしなけりゃ意味がない
佐藤亜紀 角川文庫
ジャズが彼らのすべてだった――戦時下のドイツを舞台に描く音楽青春小説!
1939年ナチス政権下のドイツ、ハンブルク。15歳のエディが熱狂しているのは頽廃音楽と呼ばれる”スウィング”だ。だが音楽と恋に彩られた彼らの青春にも、徐々に戦争が色濃く影を落としはじめる――。
佐藤亜紀さんの『スウィングしなけりゃ意味がない』の文庫版が本日発売! ガチの傑作なので未読の方はぜひ。単行本読んだ方もぜひ。何度読んでも最高。
— 須賀しのぶ (@sugashinobu) May 24, 2019
僭越ながら巻末解説など書かせて頂きましたが、好きすぎて今見るとただの暑苦しいファンレターになってしまった感…https://t.co/ZcpHnvlcoi
映画『貞子』 2019年5月24日公開
『貞子さんとさだこちゃん』津々巳あや(コミックス)
2019年5月23日発売
『貞子さんとさだこちゃん』 コミックス
- 作者: 津々巳あや,杉原憲明,鈴木光司
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/05/23
- メディア: コミック
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いままで見たことのない新しい貞子が、きっとくる……?
映画「貞子」のスピンオフコミックが登場! 本編では活躍する場面が少ない貞子自身が、じつはあんなことやこんなことをしていた!? 貞子視点で送る新しいギャグショートコメディを、とくとご覧あれ! いままで見たことのない貞子が、きっとくる……?
『ペンギン・ハイウェイ 03』屋乃啓人/森見登美彦(MFコミックス アライブシリーズ)
2019年5月23日発売
MFコミックス アライブシリーズ
『ペンギン・ハイウェイ 03』
原作:森見登美彦 漫画:屋乃啓人
ペンギン・ハイウェイ 03 (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: 屋乃啓人,森見登美彦
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/05/23
- メディア: コミック
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アニメーション映画「ペンギン・ハイウェイ」を、完全コミカライズ完結巻!
ハマモトさんと共同研究していた“海”をお姉さんのペンギンが壊してしまう!? お姉さんを研究に加えることに反対するハマモトさんと険悪になるアオヤマくんだが───、少し不思議で一生忘れない、あの夏の物語。