【電子書籍】『さざなみの国』勝山海百合(惑星と口笛ブックス)
2021年2月22日配信
【電子書籍】
第23回「日本ファンタジーノベル大賞」大賞
さざなみの国
勝山海百合 惑星と口笛ブックス
第23回日本ファンタジーノベル大賞、大賞受賞作。
同賞は第1回以来、中国あるいは中国的な世界を舞台にした優れた物語を輩出している。本作はそのなかの1作で、高い筆力、豊かな叙事性で、ファンタスティックチャイナの山脈のなかの高峰のひとつとなっている。
深山の懐にある湖の畔の村で育った少年さざなみの数奇な運命を中心に、今上帝の落とし子甘橘(かんきつ)、剣技に秀でた少女桑折(そうせつ)など、魅力的な登場人物たちによって描かれる運命の絵巻。
近年修辞家としての声価が高まる勝山海百合の優れたストーリーテリングを堪能してください。
表紙画は大谷津竜介。400字詰め原稿用紙換算約280枚。800円
【電子書籍】『万象ふたたび』(惑星と口笛ブックス)
2021年2月22日配信
【電子書籍】
万象ふたたび
惑星と口笛ブックス
日本ファンタジーノベル大賞の大賞・優秀賞受賞者20名の全作書き下ろし超弩級アンソロジー。原稿用紙換算約900枚。第1作『万象』についで日本のアンソロジー史上2位の枚数です。紙のアンソロジーではほぼ収録不可能である中篇4作の掲載を達成、21作いずれも入魂の傑作、21世紀のこの国の空想・幻想・綺想の広がりが一望できます。まさに空前絶後。
今回のテーマは「気象」「経済」「傷」「卓球台」です。
表紙は井村恭一。原稿用紙換算約940枚。1000円。
目次
「きつねのよめいり」涼元悠一 (59枚)
「借家惑星カメダス」北野勇作 (20枚)
「人罪難」冴崎伸(95枚)
「投貨源記」山之口洋 (126枚)
「温井博士の完璧な妻」西條奈加 (35枚)
「贋冬」藤田雅矢 (22枚)
「八木沼さん・夏」森青花(5枚)
「あねさまのくつ」勝山海百合 (9枚)
「赤の荒野で」 粕谷知世 (18枚)
「ある晴れた日」堀川アサコ(27枚)
「グロリオーサ」紫野貴李(79枚)
「君といつまでも」久保寺健彦 (8枚)
「TEN」日野俊太郎(49枚)
「宿命と偶然が」「スモールビューティフルグリーンボトル」西崎憲(計8枚)
「ばっくれ大悟婆難剣福耳」 三國青葉 (58枚)
「右手」 石野晶 (23枚)
「地の底の熱狂」関俊介(131枚)
「こいだま」 柿村将彦 (32枚)
「まとめ人日記ふたたび」斉藤直子
本日刊行の「万象ふたたび」に、私の中篇「地の底の熱狂」が掲載されています。アリの擬人化に株式市場をぶちこんだあげく、娯楽読み物として煮つめた代物です。ぜひ。https://t.co/nDHiifwOpA @amazonJPより
— 関 俊介 (@SekiShunsukeCom) 2021年2月22日
『万象ふたたび』
— 北野勇作 『100文字SF』発売中! (@yuusakukitano) 2021年2月22日
私は、「借家惑星カメダス」という本格借家SFを書いてます。 https://t.co/aG7BuU6FKr
『万象ふたたび』 日本ファンタジーノベル大賞の大賞・優秀賞受賞者有志による書き下ろし電書アンソロジーです。今回のテーマは「気象」「経済」「傷」「卓球台」、20人21作の超弩級アンソロジーをどうぞ。気象テーマで「贋冬」という短篇を寄稿してます。https://t.co/fb8JmIkKvT
— ふじたま (@fujitama3) 2021年2月22日
『万象ふたたび』刊行!!!
— 三國青葉@講談社文庫3月12日『損料屋見鬼控え1』発売予定 (@mikuni_aoba) 2021年2月22日
日本ファンタジーノベル大賞の大賞・優秀賞受賞者20名の全作書き下ろし超弩級電書アンソロジー。原稿用紙換算900枚超
三國は『ばっくれ大悟婆難剣 福耳』という時代物で参加させていただいております。暴れん坊将軍ならぬ暴れん坊母上というところでしょうか(^^) https://t.co/EFFakjUDh9
日本ファンタジーノベル大賞受賞者有志の電子書籍アンソロジー『万象ふたたび』ついに刊行! 万象シリーズ恒例のお題は「気象」「経済」「傷」そして、なぜか「卓球台」。わたしは気象テーマの『赤の荒野で』で参加しています。『小さき者たち』の世界の始まりとなった神との約束の話です。 https://t.co/8kQFPSHVfz
— 粕谷知世のクロニカ【記録】 (@Chise_KASUYA) 2021年2月23日
【宣伝】発売されました。私は書いていませんが(表紙は私です) / 万象ふたたび | 小説・文芸 | Kindleストア | Amazon https://t.co/vdOhP2wtyO
— 井村恭一 (@imurak) 2021年2月23日
あ、あと、久しぶりに小説書きました。『きつねのよめいり』という題の短編です。日本ファンタジーノベル大賞出身者の皆々様が好き放題やってるので有名なアンソロジー『万象』の再来、その名も『万象ふたたび』(そのまんまやん)に収録いただいてます。https://t.co/CNewMV1aVs
— 涼元悠一 (@SuzumotoYuuichi) 2021年2月27日
『灰の劇場』恩田陸(河出書房新社)
2021年2月17日発売
「私は確かにその二人を知っていた。もっとも、私はその二人の顔も名前も知らない。」恩田陸の新境地となる、“事実に基づく物語”。
【内容紹介】
大学の同級生の二人の女性は一緒に住み、そして、一緒に飛び降りた――。
いま、「三面記事」から「物語」がはじまる。
きっかけは「私」が小説家としてデビューした頃に遡る。それは、ごくごく短い記事だった。
一緒に暮らしていた女性二人が橋から飛び降りて、自殺をしたというものである。
様々な「なぜ」が「私」の脳裏を駆け巡る。しかし当時、「私」は記事を切り取っておかなかった。そしてその記事は、「私」の中でずっと「棘」として刺さったままとなっていた。
ある日「私」は、担当編集者から一枚のプリントを渡される。「見つかりました」――彼が差し出してきたのは、一九九四年九月二十五日(朝刊)の新聞記事のコピー。ずっと記憶の中にだけあった記事……記号の二人。
次第に「私の日常」は、二人の女性の「人生」に侵食されていく。
新たなる恩田陸ワールド、開幕!
『超短編!大どんでん返し』(小学館文庫)
2021年2月5日発売
2000字で世界が反転する!驚愕の30編
アイドルの握手会に参加したファン、テレビ番組でパンダと対決することになった肉体派タレント、完璧な密室を作り上げた推理小説作家――人々を待つ運命とは? 2000字、原稿用紙5枚分の“超"短編小説で、“大どんでん返し"に挑む。小説誌「STORY BOX」の人気企画をオリジナル文庫化。ミステリー、ホラーから歴史小説まで、多彩な30編!
【執筆者】
青崎有吾、青柳碧人、乾くるみ、井上真偽、上田早夕里、大山誠一郎、乙一、恩田陸、伽古屋圭市、門井慶喜、北村薫、呉勝浩、下村敦史、翔田 寛、白井智之、曽根圭介、蘇部健一、日明恩、田丸雅智、辻真先、長岡弘樹、夏川草介、西澤保彦、似鳥鶏、法月綸太郎、葉真中顕、東川篤哉、深緑野分、柳広司、米澤穂信(五十音順・敬称略)