kaze no tanbun 特別ではない一日(柏書房)
2019年10月15日発売
kaze no tanbun
特別ではない一日
西崎憲 発案 柏書房
【概要】
この本はあなたの本棚のために特別に作られました──。 西崎憲がプロデュースする短文集シリーズ〈kaze no tanbun〉第一弾。現代最高の文章家17人が「特別ではない一日」をテーマに、小説でもエッセイでも詩でもない「短文」を寄せました。作品同士が響き合い、まるで一篇の長編作品のようにも読めるかつてない本です。
【kaze no tanbunとは】
「自分の生涯においてこれを作ったと自慢できる本を作りたい」。日本翻訳大賞の発起人であり、電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」主宰、そして文芸ムック『たべるのがおそい』編集長をつとめた西崎憲の発案からスタートした、全篇新作の「短文」アンソロジーシリーズ。「短文」とは「小説でもエッセイでも詩でもない、ただ短い文。しかい広い文」(西崎氏)。全3冊を予定。シリーズ通してブックデザインは奥定泰之。
【目次】
山尾悠子 「短文性についてⅠ」
柴崎友香 「日壇公園」
勝山海百合「リモナイア」
日和聡子 「お迎え」
我妻俊樹 「モーニング・モーニング・セット」
円城塔 「for Smullyan」
皆川博子 「昨日の肉は今日の豆」
上田岳弘 「修羅と」
水原涼 「Yさんのこと」
山尾悠子 「短文性についてⅡ」
円城塔 「店開き」
小山田浩子「カメ」
高山羽根子「日々と旅」
岡屋出海 「午前中の鯱」
藤野可織 「誕生」
西崎憲 「オリアリー夫人」