『我、過てり』仁木英之(角川春樹事務所)
2020年12月15日発売
信玄に三連勝!東北最大勢力に!歌舞伎になった豪傑!鎮西一と称される! ……なのに、何故!?命を賭けた戦場だからこそ際立つ、一度は栄華を極めた者たちの『しくじり』。 いったいどこで選択を誤ったのか。そしてそこからの決死の挽回術とは――。この教訓に、心震わさずにはいられない。「天敵」対武田信玄――村上義清 「独眼竜点睛を欠く」対豊臣秀吉――伊達政宗。「土竜の剣」対大坂の陣――薄田兼相。「撓まず屈せず」対徳川家康――立花宗茂。強大な敵を前に、一度は勝利を掴んだはずの彼らは何を過ったのか――。しかし同時にそれは、しくじりから教訓を得た彼らの再起への道程でもあった。戦国を照らす光と闇は、現代を生きる我々にも通じる教科書だ。
『現代マンガ選集 少女たちの覚醒』恩田陸編(ちくま文庫)
2020年12月14日発売
現代マンガ選集 少女たちの覚醒 (ちくま文庫, け-6-8)
- 発売日: 2020/12/14
- メディア: 文庫
1970年代から現在に至るまで、革新と発展を続けてきた少女漫画という豊穣なジャンル――。編者の記憶と独自の観点からその姿に眼差しを向ける!
文芸誌 2020年11月発売号
文芸誌掲載情報 2020年11月発売号
ちくま 2020年11月号
連載
〈spring 9〉恩田陸―24
小説新潮 2020年12月号
【日本ファンタジーノベル大賞2020 決定発表】
応募総数504篇、きらめく才能の星々の中で選ばれたのは、穏やかで温かい愛の物語だった
◆優秀賞
岸本惟/あけがたの夢(抄)
――街暮らしで負った傷。訪れた山のお屋敷で、私は龍と少年に出会う――
◆受賞の言葉
◆選評
◆日本ファンタジーノベル大賞2021募集要項
【特集 ファンタジー小説、その先へ】
◆柿村将彦/パンさん
――大好きなパンを焼きたい。ただそれだけのはずなのに……
◆高丘哲次/ネクストステップ
――中年男は必死に踊る。彼女との思い出を辿りながら――
◆大塚已愛/友喰ひ
――溺死した親友の葬式に現れた馨しい色香を放つ女の正体は
小説NON 2020年12月号
4大新連載
廻船問屋三姉妹と末弟の推理劇
[とりどりみどり 螺鈿の櫛]
万両店の末息子に心労が絶えないわけとは?
オール讀物 2020年12月号
オール読切 人気時代小説シリーズ大集合
いわいごと まんまこと 畠中恵
ついに祝言を迎える麻之助に、ある相談が持ちかけられる
書評:平山瑞穂
『隣のずこずこ』柿村将彦(新潮文庫)
2020年11月30日発売
日本ファンタジーノベル大賞2017
隣のずこずこ
柿村将彦 新潮文庫
恩田陸・萩尾望都・森見登美彦が絶賛した、日本ファンタジーノベル大賞2017受賞作!
「村を壊します。あなたたちは丸呑みです。ごめんね」二足歩行の巨大な狸とともにやってきたあかりさんはそう告げた。村を焼き、村人を呑み込む〈権三郎狸〉の伝説は、古くからこの地に語り継がれている。あれはただの昔話ではなかったのか。中学3年生の住谷はじめは、戸惑いながらも抗おうとするが――。恩田陸、萩尾望都、森見登美彦が絶賛した、日本ファンタジーノベル大賞2017受賞作!